毎日ボイトレを続けるためのポイントと気を付けることは？

ボイトレは初心者だけが毎日実施するもの？

芸能界をはじめ声を仕事にする職業は多数ありますが、素人や初心者に限らず、プロでもボイトレは毎日実施しています。

安定した声を出すためにも、日々のトレーニングは欠かせません。

歌手をはじめ、ドラマや映画で活躍をする俳優や、パーソナリティに司会者なども、滑舌の良い通る声を出す必要があります。

いくらプロでもトレーニング無しで、常にベストな声を出せるわけではありません。

さぼってしまうと、その分だけ声の質は落ちますし、歌声なども違います。

面倒に感じる日があっても、短時間でもトレーニングをすることが大事です。

1回で数時間行い、その後全くしないより、1日にたとえ10分でも続ける方が、良い声をキープしやすくなります。

毎日ボイトレするためにハードな計画を立てるべき？

ボイトレは毎日繰り返して行うのが良いですが、ハードスケジュールを組み無理をするのはナンセンスです。

人間はコンディションの良い日ばかりではなく、時には風邪をひいたり体調を崩してしまうこともあります。

具合が悪いときにも、スケジュール通り無理してトレーニングをしても、効果はあまり期待が出来ません。

むしろ体調が悪い中で無理をすると、余計に体調の悪さが悪化するかもしれないです。

無理をして発声練習をしたり、トレーニングをすると、声帯を痛めてしまうこともあります。

喉に違和感を感じるなら、体調を回復させるのが先決、どうしてもトレーニングをするなら、鼻歌程度にしておくことです。

毎日きちんとボイトレを続けるためにメニューは必要？

毎日ボイトレを継続させるために、何をするかといったメニューをあらかじめ決めておくことです。

例えば、腹式呼吸を何分間やったら発生練習をどれくらいして、歌唱練習を何曲やるかも決めておきます。

裏声や地声の発声練習を何分するなど、自分にとって無理なくできるメニューです。

最初にメニューが決定していると、それを基本にしてこなすことができます。

頭の中だけで考えるのではなく、メモでもいいので紙に書き出しておくとわかりやすいです。

時間がかかる難しいことではなく、簡単に短い時間でできることを、上手に組み合わせてメニューをつくると挫折しません。

毎日ボイトレをするために工夫できることはある？

繰り返して続ける毎日のボイトレのコツは、耳と体をしっかりと使うことです。

耳も養うことはとても大切なこと、好きな音楽に限定することなく、色んな曲を聴くと効果も高まります。

幅広い音楽を聴くようになると、同時に養われていくのがリズム感です。

移動時間や隙間時間など、音楽を聴く耳を鍛えるトレーニングはいつでもできます。

また、基礎体力があることも歌うためには大事なこと、身体を鍛えることも欠かせません。

ウォーキングをしたり、軽く筋トレをしてみたり、体を使うこともないがしろにはできないです。

歌ってすぐに疲れてしまわないように、基礎体力をつけるようにするのもボイトレのコツといえます。

毎日のボイトレをルーティーン化する

ボイトレを毎日続けるコツは、なんといってもルーティン化することです。

ルーティーン化すればあまり意識をすることなく、毎日ボイトレができます。

忙しくてルーティーン化することができないというのではあれば、出来るとき、出来る時間だけでも構いません。

本来のルーティーンとはかけ離れてしまいますが、それでも何もしていないのと、できるときにやるだけでも全く違います。

ルーティーン化する場合は、朝昼晩の3回するのが理想です。

• 朝起きた後のルーティーン
• お昼のルーティーン
• 夜のルーティーン

です。

「朝のボイトレ ルーティーン」は声帯がむくんでいるので、声帯に負担をかけないボイトレのルーティーンが最適です。

まずはうがいをしてから笑顔でハミングする程度で構いません。

無理に声は出さなくてよいです。笑顔で音楽に合わせてハミングする程度がちょうどよいです。

「お昼のボイトレ ルーティーン」は、声帯をしっかり使ったボイトレを心がけます。

音楽にあわせて身体でリズムを感じながら声帯をしっかり使って裏声でのボイトレをしましょう。

「夜のボイトレ ルーティーン」は声帯をしっかりと休めていたわるボイストレーニングです。

身体をリラックスさせた状態で声帯にやさしくボイストレーニングをするのがコツです。